He's nuts about you!  ちえの絵日記  No Art No Life


by nature-lives
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久しぶりの旅  OSAKA TO TOKYO

 5/20のなんばからの深夜バスに乗り込み、5/21の早朝、新宿駅西口にバスは到着した。バスの旅は、とにかく肩と首が痛くなる。そして足が浮腫む(むくむ)のである。なんばから新宿までは約8〜9時間くらいの時間がかかっていたように思う。今回、乗せてもらったバスは初めて乗るバスで、なんばの大阪府立体育館前から出ている深夜バスだ。出発日が土曜日だったためか、乗る人が多かった。
 バスは京都駅に寄り、客を乗せる。その間、30分の休憩時間がある。そこで、次の日に泊めて頂く友人の為に、京都のお土産を買って行った。京都の五種類のあんが入ったあんぱんと京都八つ橋(かわいい缶に入っている)を購入。何故、あんぱんかと言うと、その友人は「餡ドーナツ」が大好きだからである。パン屋に餡ドーナツが売っているかと思ったのだが中々置いていなかったりする。運良く、箱入りあんぱんを発見した為、(しかも五種類の餡とは珍しすぎるではないか)これはあの方の為にある!と直感がものを言う。

 バスはサービスエリアで何度か停車し、何度か休憩を挟みながら新宿駅西口へ無事到着する。沢山の荷物を持つ人、身軽な人、色々だがあまり気にせず、朝食を買いにコンビニを探した。サンクスでヨーグルを購入し、そのまま近くのまんが喫茶へと入店した。
 まんが喫茶も朝から客がちらほらと滞在し、漫画を読んだりテレビを見たりしていた。私はただ、朝食を座ってゆっくり食べたかった為、たまたま最初の一時間目は105円のまんが喫茶のあおり文句に釣られて、引き寄せられたのだ。和室らしき小さなボックスの中で朝食を採り、朝のNHKを見ながら、ふと、「何か他にすることはないだろうか」と考えながらも、ゆるやかに流れる時間を感じていたのだった。

 8時過ぎ、新宿から上野へ行く。上野公園の通りや広場を通って東京都美術館へ公募展をみに行った。開館前に到着した為、小さな行列ができていた。本を読んでいると友人からメールが届いたので返事をしていたら、いつのまにか開門していた。
 
 第一美術展の公募展を鑑賞し、受付の方と挨拶を交わしながら少しだけ会話をして、気に入ったスポットで写真を撮った。そして込み合うプラド美術館展を一巡し、東京都美術館を出て、ロダンとカリエールの展覧会をみに行った。ロダンの彫刻はやはり強い。そして生命感に満ちあふれている。大好きな作家の一人だ。同時代に生きた彫刻家と画家の共通の友人をモデルにした二人の作品や、ロダンのデッサンなども特に興味深かった。ロダンの空間の捉え方には厚みと緊密さを感じる。彫刻をつくる、手の跡が生き生きとしている。のっぺりとした感じではなく、「つくる」行為が全て完成への道筋になっているのだ。人間の感情や感覚、研ぎすまされようとしている五感、価値観、人の持つ生きる力の全てが全身全霊で壮大なスケールで作品に表れている。いつみても凄い、と思う。
 カリエールはロダンの友人で、関西に作品が展示されているのを見た事がある。霧の中にいるような人物像が黒や茶色の色調の中で生きている、といった作風である。性格的に自分と共通するものがあった。人物画が殆どだった。ロダンもそうだが、最近、人物画についてのエッセイを(私の尊敬する千住博先生の本にて)読んだので、もっと早くこの本を読んでから、展覧会に行けば良かったと思った。
 他者の絵を通して自我を見る、そんな展示会だった。やはり人物画や人物像が多かった所以かもしれない。静かにゆっくりみれる展示会は好ましい。鑑賞とは作品とよく向き合って、作品から学び、作者の感動を追体験できる時に、鑑賞によって美術を感得できるものであると思う。

お昼を過ぎ、簡単に昼食を済ませて上野から新宿へ向かう。世界堂という画材屋で岩絵の具と篆刻の材料を購入し、早く作りたい気持ちになる。新宿の歌舞伎町付近の献血センターの前を通ったとき、妙に呼ばれている気がして献血することにした。しかし、ヘモグロビン(血液中で酸素を運搬する要素)が不足していたので、検査の為の採血をしただけで献血できなかった。「どうぞお茶など飲んで行って下さい」と言われたので、お茶やカフェオレを頂いて、献血センターを出る事にした。あとで友達にこの話をしたら、喜んで聞いてくれて嬉しかった。

 5時半に吉祥寺で友人と待ち合わせをしていたが、案外早く着いてしまって、打ち上げをする為の幹事の仕事を少ししながら、(と言っても店に電話を入れて質問していただけなのだが。。。)友人とその恋人を待った。

 5時半に友人と会い、吉祥寺のハモニカ横町という飲食店街を歩き、インド料理屋でカレーを食べた。友人と話をしていると勉強になる事が多い。スワヒリ語はケニアで使われているらしい。。。

 吉祥寺から武蔵小金井へ、友人たちと中央線に乗って帰路へ着いた。ノンフィクションは異様に長くなるものだ。写真を 載せようと思う。
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by nature-lives | 2006-05-23 11:09 | around the world